TIG溶接機専門店

‘アルミ溶接’ カテゴリーのアーカイブ

☆厚み1.5mmのアルミを突合せ溶接

2015 年 5 月 25 日 月曜日

こんにちは。

厚み1.5mmのアルミアングルを突合せ溶接しました。
アルミの溶接は中々プールが一体化せず、母材が温まった溶接後半は一気に溶けるといった感じで、ちょっとコツがいります。

まずは動画をご覧ください。



溶接前半(板の右半分)はうまく溶接できていなかったため、最後に溶接棒を使って再溶接しました。
棒を入れた溶接と棒を入れないナメ付けでは、プールの形状が違うのが分かるかと思いますので、こちらの写真もご覧ください。

母材はこちらのアルミアングルです。

両端を仮付けして

本溶接しました。
右半分が溶接棒を入れた部分ですが、左のナメ付けと比べてビードが波うっており、肉を盛っています。

厚みが1.5mmもあれば、溶接棒を使わずとも母材同士を溶かして溶融させるナメ付けができますが、アルミは特に割れやすいため、溶接棒を添加した場合と比べて強度は劣ります。

ただくっつけばいいのか、強度がほしいのか、溶接後の仕上げ(研磨など)はするのか…etc といった状況に合わせて、棒を入れるか入れないかご検討下さい。

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

アルミ溶接のコツを簡単に。

2015 年 4 月 22 日 水曜日

こんにちは、本日はアルミを溶接する際のコツを簡単にではありますが説明します。

アルミの溶接には交流のTIG溶接機を使います。
当TIG溶接機WT-TIG200を使う場合は交流モードに切り替えます。

タングステン電極は純タングステン(緑)もしくは、セリタン(灰色)を使います。

ここからが大事ですが、アルミは他の材質(鉄やステン)と違ってとてもねばっこく
鉄やステンの溶接のようにはいきません。
アルミは熱伝道率が高く、熱がすぐ周囲に伝わってしまうので最初はなかなか溶けず、
周囲が熱がいきわたり、いったん溶け出すとどわ~っといっきに溶けるので、最初はゆっくりで、
ある程度溶け出したら早めにトーチを動かす必要があります。

いろいろ試してわかったことは、アルミの場合、鉄やステンの溶接よりも溶接電流を高くして行った方がいいです。(アルゴンガスも多め)

あと、タングステン電極はアルミ溶接の場合、先端がすぐ丸くなるので研磨する場合は鈍角にします。
溶接機のACバランスは低めで設定しましょう。高めにすると電極がすぐに無くなります。

☆タングステンの太さについて

2015 年 4 月 15 日 水曜日

こんにちは。

タングステンの太さについてお問い合わせを頂きましたので、記事にて説明したいと思います。
当社のWTシリーズTIG溶接機には、1.0-2.4までのタングステンがご利用頂けますが、これはTIG溶接機本体の出力に依存してこのサイズとなっております。

タングステンが細いほどアークが細くなり、溶融プールはより狭い範囲に集中されます。
仮に2mm程度のステンレス板をナメ付けするとしましょう。赤丸はアークが当たっている範囲です。

タングステンにΦ1.6mmを使った場合は、適度な範囲がアーク光で溶かされうまく一体化してプールができました。

タングステンにΦ2.4mmを使った場合はアークが広がる為、板どうしが一体化してプールが形成される前に端部が溶け落ちてしまい、穴が空いてしまいます。
また、太いタングステンに極めて弱い10Aなどの電流を流した場合、アークがフラフラと不安定になり、尚更溶接しづらくなってしまいます。
薄い板ではタングステンはΦ1.6mmを選定頂くのがいいでしょう。

イラストでは分かりやすいように板厚を2mmと仮定していますが、実際やってみると2mm程度ならΦ2.4mmのタングステンを使っても溶接できます。
1mm以下となると、さすがにΦ1.6mmのタングステンじゃないとうまくいかないです。



逆に強い電流で溶接する場合は、細いタングステンを使うとタングステン自体が赤熱して溶けてしまい消耗が早まりますので、Φ2.0mm以上を選定下さい。

当社のTIG溶接機に装着できるタングステン径による大まかな守備範囲は

Φ1.6mm…~3mm以下(~120A)程度
Φ2.0mm…2mm以上~4mm以下(60A~160A)程度
Φ2.4mm…3mm以上~(140A~)程度

母材の材質や形状、大きさにもよりますが、体感ではこのように考えています。



また当社で取り扱っている、画像のセリウム入りタングステンですが、こちらは直流/交流どちらにも対応したオールマイティーなタングステンとなっております。
本来アルミの溶接には純タングステンを使いますが、使い比べた感想としては正直本職の方じゃないと違いは分からないレベルです。

アルミ溶接についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。アルミ溶接のタングステンついて
添加していく溶接棒の径についてはこちら TIG溶接 溶接棒の選定


ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。   

☆アルミ溶接 タングステン電極について

2014 年 10 月 16 日 木曜日

当店ではアルミも溶接可能なTIG溶接機WT-TIG200を販売しておりますが、今回は
アルミを溶接する際のタングステン電極の選定、研磨についてお話したいと思います。

●タングステン電極の選択
まず、TIG溶接機はタングステン電極をトーチにセットしますが、アルミ以外の鉄やステンレスを
溶接する場合は主にトリタン(トリュウム入りタングステン)を使用します。(頭が赤)
それに対してアルミを溶接する場合は純タン(純タングステン)を使用します。(頭が緑)

●タングステン電極の研磨
アルミ以外の鉄やステンレスを溶接する場合は電極の先端を鋭角に研磨します。
アルミを溶接する場合は鈍角に研磨します。

鉄やステンレスの溶接の場合は直流で行うので棒マイナス(トーチ側がマイナス)となります。
従ってタングステン電極が溶けることはありません。
アルミ溶接の場合は交流で行うので棒プラス(トーチ側がプラス)にもなり、若干タングステン電極も溶けます。
ですので鈍角に削りますが、溶接するとすぐに先端はまるくなります。しかしそれで正常なのでそのまま先端がまるい状態で溶接します。

アルミを溶接する際、切替スイッチを交流にするのですが、注意しないといけないのがACバランスというダイヤルです。
それを上げすぎるとスイッチを押した瞬間に電極が溶けまくります。ダイヤルがたくさんあるのでACバランスが原因とはわからず四苦八苦することが多々あります。
そういったことがないように当店では溶接手順を示したわかりやすい説明書を付けております。また、電話やメールでもご質問に対応しております。

安価で確かな製品をお届けします

店長あいさつ

FAX用紙はこちら

当サイトにお越し頂き、ありがとうございます!機械工具商社で8年ほど、エアーツールや油圧機器、溶接機器等を取り扱い、今に至ります。ガス溶接やアーク溶接、TIG溶接の資格も取得しております。”安かろう悪かろう”ではなく、しっかりと”使える”製品をお求めやすい価格にて提供致します。誠心誠意対応しますので宜しくお願い致します。

Weld Tool(ウェルドツール)

最新情報

会社概要

新着情報

過去の記事

ページの上部へ