☆TIG溶接で空調服ファン部分の巻き込み防止ガードを製作
2015年4月29日
こんにちは。
前回ファンの動作がうまくいって気を良くしていた(☆暑い夏を乗り切る為に…空調服を自作①)訳ですが、今回は失敗例の執筆です。。
動作した12Vのファンには「ガード」となる網が付いていません。試しに手をゆっくり入れてみましたが、そこそこパワーがありこのままではちょっと危ないかも。
というわけでこのような金網をTIG溶接で作っていきたいと思います。
まず、Φ2mmステンレス丸棒をペンチで曲げて
ファンに合わせてみるといい感じです。
円部分も丸棒を曲げて溶接し
パーツができました。
円の部分は溶接した部分(下側)をざっとグラインダー、フラップホイールで磨きました。もっと丁寧に磨けば溶接部分は殆ど分からなくなります。
そしてこの○×を溶接しようとした時問題発生。
アークを○に当てた瞬間、「パンッ」と弾けるように○がCになってしまいました。これが残留応力というやつです。。。
本来この×に○が付く予定でしたが、諦めて別の方法を考える事にします。
今回は失敗してしまいましたが、TIG溶接機はこのような使い方も出来ます。
以前の記事で似たような物を溶接し、執筆した事がありますので、そちらもご覧ください。
ヒートン(吊り金具)の溶接
空調服プロジェクトは次回に続きます。
☆暑い夏を乗り切る為に…空調服を自作③
溶接についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 17:28 / TIG溶接機,アルゴン溶接機,ものづくり コメント&トラックバック(0)