☆暑い夏を乗り切る為に…空調服を自作 電源及びファンの選定
2015年4月28日
こんにちは。
先週末から暑くなってきましたね。当社では溶接テストもしょっちゅうやってますが、夏場はちょっとしただけでも汗だくで体力を消耗します。
本職の方々は真夏どうやって乗り切っているのでしょうか。あの暑さの中、一日中溶接するかと思うと正直気が引けます。。
そこで本日はタイトルにもあるように、溶接とは直接関係ある事ではない「空調服」について記事を執筆しています。
個人のブログっぽく、多少フランクな感じで書いていきたいと思っていますので、興味がある方はご覧下さい。
夏場は暑くて、何とかちょっとでも快適に働く方法はないかと考えていました。
そこで思い出しました。扇風機みたいなのが付いた服がある事を。
ネットで色々調べてみるとこれは「空調服」というもので、まさに扇風機付きの作業着でした。
すぐさま値段を見てみると。。。相場は2万円。そこまで出すのはなぁ。。
それなら作ったが安いんじゃ?と安易な考えで作り始めました。
まず、用意したのはモバイルバッテリー12000mmA(楽天で1100円)とUSBファン(アマゾンで2000円ぐらい)です。
バッテリーは、気軽に充電できて容量多くて安くて軽い物を…という事で、必然的にリチウムイオンのモバイルバッテリーになりました。ファンは、普通に繋ぐだけでよかったので。
試しに繋げてみましたが、ファンがでかい割に弱い。。
色々調べてみると服が膨らむぐらい、ある程度強い風量が無いとちょっと実用レベルじゃなさそうです。
次に用意したのがこちら。
ファンを12V用60mm角ファン×2(秋月で1個200円)と5V→12V昇圧電源モジュール(秋月で800円ぐらい)。
5VのUSB電源を12Vに昇圧して、定格12Vのファンを回して風量アップを狙いました。。。が動きませんでした(汗)
この昇圧電源モジュールは12Vに昇圧時0.6A程度の出力電流になるのですが、モーターは起電力が定格の2-3倍いるらしく、定格0.47Aの12Vモーターは動こうとはしますが、安定して回転はしませんでした。
5Vファンでは風量が弱くて、どうしようかと考えていたところにネットで発見したのがこちら。
5V→12V昇圧ケーブル(アマゾンで1500円ぐらい)
ついでにファンのON//OFFケーブル(アマゾンで500円ぐらい)。
2つのファンを動かすため分岐コネクターを繋ごうとしましたが、カプラーが合いませんでしたので適当にハンダ付けしました。
黄色の線はモーターの回転数信号の線です。不要なので切りました。
各ケーブルを接続したらこのようになります。
はたして動いてくれるのか。運命のスイッチオン(お願い。。)
ファン「キュイィィーーーン」
自分「うぉぉぉぉ!!(心の中で笑)」
ちゃんと動くか不安でしたが、全然こっちの方がコンパクトでパワフルです。しかもファン安いし。
大きさはこんな感じです(スマホはHTCバタフライ)。
次回はファン部分に巻き込み防止のガードを作っていきます。
☆暑い夏を乗り切る為に…空調服を自作②
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 11:40 / ものづくり コメント&トラックバック(0)