TIG溶接機専門店

☆タングステンの太さについて

2015年4月15日

こんにちは。

タングステンの太さについてお問い合わせを頂きましたので、記事にて説明したいと思います。
当社のWTシリーズTIG溶接機には、1.0-2.4までのタングステンがご利用頂けますが、これはTIG溶接機本体の出力に依存してこのサイズとなっております。

タングステンが細いほどアークが細くなり、溶融プールはより狭い範囲に集中されます。
仮に2mm程度のステンレス板をナメ付けするとしましょう。赤丸はアークが当たっている範囲です。

タングステンにΦ1.6mmを使った場合は、適度な範囲がアーク光で溶かされうまく一体化してプールができました。

タングステンにΦ2.4mmを使った場合はアークが広がる為、板どうしが一体化してプールが形成される前に端部が溶け落ちてしまい、穴が空いてしまいます。
また、太いタングステンに極めて弱い10Aなどの電流を流した場合、アークがフラフラと不安定になり、尚更溶接しづらくなってしまいます。
薄い板ではタングステンはΦ1.6mmを選定頂くのがいいでしょう。

イラストでは分かりやすいように板厚を2mmと仮定していますが、実際やってみると2mm程度ならΦ2.4mmのタングステンを使っても溶接できます。
1mm以下となると、さすがにΦ1.6mmのタングステンじゃないとうまくいかないです。



逆に強い電流で溶接する場合は、細いタングステンを使うとタングステン自体が赤熱して溶けてしまい消耗が早まりますので、Φ2.0mm以上を選定下さい。

当社のTIG溶接機に装着できるタングステン径による大まかな守備範囲は

Φ1.6mm…~3mm以下(~120A)程度
Φ2.0mm…2mm以上~4mm以下(60A~160A)程度
Φ2.4mm…3mm以上~(140A~)程度

母材の材質や形状、大きさにもよりますが、体感ではこのように考えています。



また当社で取り扱っている、画像のセリウム入りタングステンですが、こちらは直流/交流どちらにも対応したオールマイティーなタングステンとなっております。
本来アルミの溶接には純タングステンを使いますが、使い比べた感想としては正直本職の方じゃないと違いは分からないレベルです。

アルミ溶接についてはこちらの記事も合わせてご覧ください。アルミ溶接のタングステンついて
添加していく溶接棒の径についてはこちら TIG溶接 溶接棒の選定


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Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 16:00 / TIG溶接機,アルゴン溶接機,アルミ溶接 コメント&トラックバック(0)

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