思っている以上にTIG溶接は簡単です。
2013年9月9日
先日、当店と同じ福岡市の方よりお問い合わせがあり、デモ機を
持って行き、デモをしました。
このお客様は今までアーク溶接(手棒)を使っており、TIG溶接は
やったことが無く、難しそうだし溶接機の値段も高額なのであきらめて
いたとのことです。
しかし、厚み9mmのステンレスを溶接しなくてはならず、アーク溶接の
ステンレス用の溶接棒を使って試したがまったく溶接できず、今回のデモ依頼
に至りました。
私自信、厚み9mmのステンレスは溶接したことが無かったので心配でしたが
しっかり溶接できました。(電源は200V。 100Vで9mmの溶接は無理だと思います)
厚み9mmのステンレスフラットバー2枚をT字に溶接する隅肉溶接をしました。
最初は私が行い、手順をお伝えして、その後お客様に試していただきました。
溶接棒は使わず母材同士を溶かして一体化させましたがしっかり溶け込んで溶接
できていました。
お客様も「思ってたよりも全然簡単ですね!」とびっくりしていました。
また。スパッターも出ず、煙もほぼ出ないので今までの苦労はなんだったんだ、
ともおっしゃっていました。
その後すぐにTIG溶接機1台とアルゴンガス流量調整器をご購入いただきました。
アルゴンガスは近くの酸素屋さんや溶剤屋さんで購入するとのことです。
ありがとうございました。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 15:07 / 溶接機 コメント&トラックバック(0)