TIG溶接機では繊細な溶接、細かい溶接も可能です。
2013年5月10日
TIG溶接は主にステンレスの溶接に使われますが、もちろん鉄などの溶接も可能です。
当TIG溶接機は直流なのでアルミ・マグネシウム以外はほぼ溶接が可能です。
また、TIG溶接では他の溶接機ではできないような細かい溶接が可能です。
例えば以下のように、ほんの少しだけ溶接したい場合など。
こうように細かい箇所をくっつけたい、溶接したい場合、アーク溶接や半自動溶接では
ほぼ不可能です。TIG溶接を使うとこんな感じできれいにくっつきます。
溶接方法もとくに難しくはなく、溶接する箇所を手で押さえて(くっつけた状態にして)
タングステン電極の先端を溶接箇所から2~3mmまで近づけて
ほんの一瞬スイッチを押して溶接完了です。ここで重要なのは
・溶接箇所はピタっとくっつけた状態で溶接する
・スイッチを押すのは一瞬だけ
普通のアーク溶接や半自動溶接はスパッターをガンガン出して溶接しますが、
TIG溶接はスパッターも出ず、音も静かなので静的な溶接とも言えます。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 10:33 / 溶接機 コメント&トラックバック(0)