☆JWES(日本溶接教会)が発行するTIG溶接資格の実技試験、溶接欠陥について
2015年8月31日
こんにちは。
突然ですが、これは自身が職業訓練中に練習したTIG溶接のベストショットです。
裏波です。
ローリングバージョンです。
素人から半年でこれぐらいは溶接が出来るようになりました。
正直プロの人からすれば全然ダメで、試験は多少緊張してましたのでこれよりもヘタだったと思いますが、それでも合格しました。
実際の試験では2層で仕上げる(方が殆ど)のですが、1層目が重要で、裏波をきちんと出さないといけないが、大穴を空けて修復不能になることは避けなければなりません。
表がどれだけキレイでも裏まできちんと溶け込んでいないと、裏波の途切れが何ミリ以上とかで試験では落とされます。
重要なのは、アンダーカットやブローホールなどの溶接欠陥を出さないよう、アルゴンは適切に出ているか、ガス流量は適切か、忘れている事はないか落ち着いてチェックする事だと思います。
上:ブローホールです。見た目も強度も×です。
上2:オーバーラップです。母材の上に乗っかっているだけで、まともに溶け込んでいません。
上3:若干オーバーラップ気味です。
下:きちんと溶接できています。
これはアンダーカットで、ビードの際がえぐれたようになっています。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 16:22 / TIG溶接機 コメント&トラックバック(0)