☆ティグ溶接機or半自動溶接機 お問い合わせをいただきました。
2015年5月15日
当店では溶接機に関する様々なお問い合わせをいただきます。
今回はティグ溶接機or半自動溶接機、どちらを購入すべきか検討されているとのお問い合わせです。
同じように迷われている方もいらっしゃると思うので紹介します。
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溶接はまったくの未経験です。家具・什器の制作をしていますが金属部分及び金属製品は外注していますがある程度のものを自主制作したいと考えています。80%ほどが鉄製でその他ステンレス・アルミです。
問い合わせたいのは半自動溶接機を選ぶのかTIG溶接機を選ぶのかという事です。TIG溶接機はステンレス溶接に向いているとのことですが仕上がりが半自動より綺麗とのこと。他の金属加工製品を作っている会社のホームページを見た時もTIG溶接となっていました。鉄製品が主流でまったくの溶接未経験者はどちらを選んだらよいのか教えてください。またTIG溶接は半自動溶接より難しいとのこと。即物が作れるとは考えていませんがまず半自動で練習してからTIGへ進んだほうがよいのでしょうか?よろしくお願いします。
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以下、問い合わせに対する返答です。
お問い合わせの件ですが、家具・什器の制作とのことで、
溶接する箇所はそれほど多くなく、細かい部分の溶接も多いかと思います。
その場合はやはりTIG溶接機をお勧めします。
半自動溶接機はTIG溶接よりも効率よく短時間で多くの溶接ができます。
しかし、細かい部分の溶接やステン、アルミの溶接は厳しいです。
TIG溶接の方法としておおまかに2種類(ナメ付け、溶加棒を使う溶接)があります。
溶接する物が隙間無く、くっついている状態であれば、溶接する物同士を
溶かして一体化させます。これがナメ付けで一番簡単です。すぐできます。
溶接する物同士に隙間がある場合や、肉盛りをしたい、溶接ビートをつけたいなどの場合は
トーチを片手に持ってもう一方の手で溶加棒を持ち、溶接している最中に棒を入れていきます。
これは、ある程度練習が必要です。以下、溶加棒を使った溶接の参考です。
※100VのTIG溶接機WT-TIG160はアルミ溶接はできません。
他、不明な点がございましたら電話でもかまいませんのでお問い合わせ下さい。
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このように溶接機の選定に迷ったり、不明な点がございましたらお気軽にに電話、メールにてお問い合わせ下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 07:32 / TIG溶接機 コメント&トラックバック(0)