☆タングステン突き出し長さの溶接への影響
2015年12月10日
こんにちは。
今回はタングステンの突き出し長さについてです。
通常こちらの長さは5mm程度に抑える必要があるのですが、これを10mm出して溶接した場合と比較してみましたのでご覧ください。
溶接条件:母材はアルミ、電流140A、純タングステンφ2.4使用
上のビードは普通ですが、下のビードはなんだかブツブツした物が見えますね。
各種条件は全く変える事無く、単純にタングステン突き出しが5mmか10mmかなだけです。
ちょっと分かりやすいようにフラッシュを使って撮影した物がこちら
このように、タングステンの長さをちょっと変えるだけでも仕上がりに影響が出ます。
実は筆者はタングステンは極力伸ばしたい派 なのですが、最近出しすぎて失敗してしまっていた事に気づきました。
TIG溶接は繊細ですね!
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 14:34 / TIG溶接機,アルゴン溶接機 コメント&トラックバック(0)