ティグ溶接機の動作確認 - アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG（アルゴン）溶接機

当店では発送前に一台一台、動作確認を行っています。

輸入品は特に動作確認、チェックをしっかり行わないといけないが、
輸入した商品をそのままノーチェックで販売している業者も以外と多いです。
日本へ発送する前に工場で動作確認している、という理由からです。
しかし、日本へ来るまでにコンテナに入ってトラック→船or飛行機→トラック、と
長旅をしてくるのでその間に大きな振動が加わり、不具合が起こる可能性が
無いとは言えません。ましてや機械なので。
　
当店では電源プラグ、ホースを接続し、実際にアルゴンガスを流して溶接テストまで
行ってから発送しています。

当TIG溶接のトーチの長さは4M弱ですが、現場によっては長さが足りない場合があります。
本体を片手で軽く持てるので延長コードを利用いただくのが一番ですが、そうもいかない場合があります。

実際に購入いただいたお客様で、高所にトーチを持って上がり溶接するが、上には本体を置く場所も無いとのことでした。このお客様には通常のトーチの倍の長さのトーチ（８M弱）を購入いただきました。（15000円）
ロングトーチが必要な場合は一度ご連絡下さい。

当TIG溶接機にてステンレスの薄板1mmを溶接しました。
付け合せ溶接。

薄板の溶接はすぐに穴が空いたり、歪んだりして難しいのですが、
仮留めを多くすることでなんとか溶接できました。（上手ではありませんが..)

溶接した条件は
・使用した電圧：100V
・溶接電流：40アンペア　　　　　　
・タングステン電極：Φ1.6mm
・アルゴンガス流量：5L/min
・ナメ付け（溶接棒は使わず）

　　
・溶接前。　　　　　　　　　　　　　　　　　　・薄板なので仮留めを多くします。

　　
・溶接後

当TIG溶接機にてステンレスの薄板1mmを溶接しました。

薄板の溶接はすぐに穴が空いたり、歪んだりして難しいのですが、
なんとか溶接できました。（上手ではありませんが..)

溶接した条件は
・使用した電圧：100V
・溶接電流：40アンペア
・タングステン電極：Φ1.6mm
・アルゴンガス流量：5L/min
・ナメ付け（溶接棒は使わず）

※最初は両端だけ仮付（仮留め）をしたのですが、それでは熱で歪みがでて
口が開いてしまうので、仮留めを多くして溶接するとうまくいきました。

TIG溶接（アルゴン溶接）にはアルゴンガスが必要となります。
他に、当TIG溶接機を購入後に必要な道具は

・アルゴンガス調整器
・溶接面
・革手袋
・タングステン電極を研磨する物（グラインダー等）
・溶接棒（肉盛りをする場合）ステンレスを溶接する場合はステンレスの溶接棒を使用します。
　
他、ご不明な点がございましたお気軽に電話orメールにてお問い合わせください。

TIG溶接機では主にステンレス等を溶接しますが、溶接後の「焼け」が気になることが
あります。マフラーの溶接では逆にその焼け具合が良かったりするのですがキレイにしたい
と感じる方も多いかと思います。

除去する方法としては
・薬品や酸などで洗って除去する。
・ステンレス溶接焼け取り装置などを使って除去する。

など、いろいろありますが、一番簡単な方法はステンレスのワイヤーブラシで
溶接直後に磨くことでかなりキレイになります。
以下の写真は溶接後にパパッとワイヤーブラシで磨いただけです。

注意点としては、普通の鉄のワイヤーブラシでなく、ステンレスのワイヤーブラシを使うことです。
また、溶接直前にも溶接部を磨いてから溶接した方がいいでしょう。
他にもアルゴンガスの流量が少なすぎても良くないです。

当TIG溶接機はステンレスのワイヤーブラシもセットで付いています。
どうぞご検討下さい。