☆WT-TIG200 鉄パイプと鉄板をTIG溶接
2015年8月21日
こんにちは。
WT-TIG200を購入頂いたお客様が鉄板と鉄パイプを溶接されており、中々うまくいかないとの事でしたので、動画を撮影しました。
パイプの溶接はかなり難易度が高く、TIG溶接の技能試験でもパイプの試験に合格すれば、他は取得せずともそれ以上の技能は有していると見られる程です。
今回は鉄板3.2mmに対して鉄パイプは1mmしかありませんでしたので、さらに難易度は上がります。
これなら1mmのパイプ同士の溶接の方がまだ簡単です。
それではご覧ください。
最初に下準備として、鉄パイプをスコッチブライトで磨いて表面のコーティングを剥がします。
溶接は動画にてどうぞ
このように溶接できました。
鉄はステンレス程キレイにはなりませんので、美観を求める個所には向いていません。
ちなみにこちらは悪い例で、溶接ビードと母材がきちんと融合していません(オーバーラップ)。
こうなると強度はもちろん弱く、溶接棒の溶けた分が上に乗っているだけの状態です。
うまくいくと、このように全体が均等に肉盛りされた状態になります。
今回のパイプと鉄板の溶接は要練習だと感じました。
特に今まで溶接未経験の方がするには、かなりセンスのいい方じゃないと初めは苦労されると思いますが、当社で溶接機を購入頂けたお客様には、お電話でもメールでもそのつど技術的質問にも対応させて頂きます。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 17:54 / 未分類 コメント&トラックバック(0)