☆空調服のその後
2015年6月15日
こんにちは。
以前作った空調服ですが、大して暑くなかったので使っていませんでした。
最近梅雨入りし、ジメジメ蒸し暑い日々がやってきそうですので、今回作業服のサイズを見直して作り直してみました。
空調服自作のポイントと共に書き記していきますので、興味のある方はご覧ください。
左が以前の作業服で3Lサイズ、右が今回購入した5Lサイズです。
新しく用意した作業服に穴を空け、補強のデニム生地を女子力全開で縫い付けていきます。
とりあえずファンを仮付けして回してみました。
以前より膨らみが増して、体を風が抜けていくのが強く伝わってきます。
これらの結果から空調服作りに重要なのは、部分メッシュ等で気密性が阻害されていない、薄手で多少サイズの大きい物を選ぶ事だと感じました。
また、ファンについてもこの12Vのものはやめた方がいいのかもしれません。
理由は駆動時間が短いからです。
0.47Aのファン×2で約1A、定格12Vを5Vで回す為にケーブルで2.4倍に昇圧(5V→12V)
さらに、昇圧の際、力率?の問題で2割程度ロスをするとして、1A×2.4×1.2=2.88A
という事は約3Aを一時間に消費する計算です。
楽天モバイルバッテリーの容量が12000mAhですので12Aとして、12A÷3A=4
つまり、単純計算で4時間でバッテリーが無くなる計算でした。計算間違ってたらごめんなさいですが。
でも実際は1時間程度でバッテリーが終了してしまうのです。
まだ購入後殆ど使っていないので、きちんと満充電されていないのかもしれませんが、何故かと調べているとネットでこんな記事を見つけました。
アンペア時という単位
なるほど。。ザックリ言うと、mAh単位では内臓されている1つ1つの電池が何Vかによって、容量をいくらでもごまかせる。。というかmAhでは「容量」を正しく表示できないという事なのか。。と理解しました。これも間違ってるかもですが。
と、いう事は仮に楽天モバイルバッテリーの内部電池が充電池と同じ1.2Vだった場合(大きさ形状的に単3が入ってそうなので)
1.2V(内部電池)→5V(モバイルバッテリー出力)
では約4倍に昇圧してますので、上記で計算した4時間÷昇圧分の4=1時間
つまり1時間で電池切れとなる計算です。
これまた根拠のない適当な計算ですが。
結論として、12Vファンは電池が持たない、「電池容量」はmAhでは見抜けない(特に中国製)と感じました。
参考になれば幸いです。
※6/16追記
内部電池は殆どの物が3.7Vのようです。
実際に暫くファンを回して放置しましたが、電池残量は1時間ちょっとしたところでで50%程度残っていました。
フル充電の場合、今の仕様(12Vファン×2+12000mAhモバイルバッテリー+5V-12V昇圧ケーブル)でザックリ3時間近くは使えそうです。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 17:10 / ものづくり コメント&トラックバック(0)