アルミ溶接のコツを簡単に。
2015年4月22日
こんにちは、本日はアルミを溶接する際のコツを簡単にではありますが説明します。
アルミの溶接には交流のTIG溶接機を使います。
当TIG溶接機WT-TIG200を使う場合は交流モードに切り替えます。
タングステン電極は純タングステン(緑)もしくは、セリタン(灰色)を使います。
ここからが大事ですが、アルミは他の材質(鉄やステン)と違ってとてもねばっこく
鉄やステンの溶接のようにはいきません。
アルミは熱伝道率が高く、熱がすぐ周囲に伝わってしまうので最初はなかなか溶けず、
周囲が熱がいきわたり、いったん溶け出すとどわ~っといっきに溶けるので、最初はゆっくりで、
ある程度溶け出したら早めにトーチを動かす必要があります。
いろいろ試してわかったことは、アルミの場合、鉄やステンの溶接よりも溶接電流を高くして行った方がいいです。(アルゴンガスも多め)
あと、タングステン電極はアルミ溶接の場合、先端がすぐ丸くなるので研磨する場合は鈍角にします。
溶接機のACバランスは低めで設定しましょう。高めにすると電極がすぐに無くなります。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 17:36 / アルミ溶接 コメント&トラックバック(0)