☆溶接機の選定について~自分に合った溶接機選び~
2015年3月25日
こんにちは。
日々、溶接機に関する事で様々なお問い合わせを頂きますが、最近多いのが「溶接機はどれを選べばいいの?」といったお問い合わせです。
つい最近の事例です。
バイク屋さんよりお電話にてご連絡頂き、半自動溶接機を検討されているとのこと。私自身もバイク小僧でしたので分かるのですが、バイクはそんなに大きい「物」ではありませんよね。せいぜい2Mちょっとぐらいです。また、外観も重要なファクターであると感じます。
これを半自動でバチバチやってしまうと、確かに溶接はできますが周りにスパッタが飛んでブツブツになり、溶接部分も必然的に肉盛りしたような状態になってしまいます。
これでは後処理も大変ですし、薄い部分で裏当てが出来ない個所(マフラーなど)はまず溶接できません。
これらの理由からTIG溶接機をお勧めし、尚且つアルミもバイクには多用されていますので200VのWT-TIG200を推奨しました。
基本的に半自動は対象が建築物や構造物で仕上がりよりも作業速度を重視する場合に、TIG溶接は対象が細かい物や薄い物でスピードよりも外観を重視する場合に使われる…とお考え下さい。
詳しくはこちらの表をご覧ください。溶接機の使い分け
TIG溶接の動画はこちら 半自動溶接の動画はこちら
気になる点がありましたら、お気軽にご連絡下さい。
Posted by アルミ、ステンレスの溶接に最適なTIG(アルゴン)溶接機 at 16:17 / 溶接機 コメント&トラックバック(0)